これほどネタバラシなタイトルは無いと思える程のタイトルをつけています、中村諒太郎です。
タイトルにもあります通り、ラストレースを無事終える事が出来、4年間の学生スキーに終止符を打つ事と相成りましたので、ご報告させていただきたいと思います。
大会はどうだったとか、自分のスキーはどうだったとか、書こうかと思いましたが、書きながら読んでもらうほどの価値も無いと思ったので、やめときます。
代わりにみんなに伝えたい言葉をここに残して行こうかなと。
○部員へ。
今までみんなありがとうございました。4年間お世話になった人もいれば、3年間、2年間、1年間しかお世話になってない人もいるけど、みんないいやつで一緒に時間を過ごせて幸せでした。
うちの学校に来る子たちは、みんな素直でいい子たちなんだけど、ちょっと楽しようとしたり、ちょっとずるい事しようとしたり、普通と少し違う子が多いイメージです。そういう所が普通と違くて、一緒にいるとみんな楽しくて、部活に行くのはいつも楽しみでした。
これからもちょっと曲がってるけど、素直ないい眼で、前を見て、上手い事歩いて行ってください。
○先輩へ
お世話になった諸先輩方、ありがとうございました。
活動中、先輩方を見ながら、世の中色んな人がいるんだなと思いながら、時間を過ごさせてもらいました。
とてもお世話になる先輩がいれば、手のかかる先輩もいらっしゃいました。
でも社会もそんなもんなんだろうと思える様になりました。僕はこの部活動を通じて、人間として本当に色んな面で成長させてもらいましたし、自分の成長に関してはこの部活動を通じて、胸を張って人に言える事だと思っています。
とても感謝している様には見えない文面で申し訳ないですが、とても感謝しています。またご縁がある時はよろしくお願いします。
○一緒に競い合い高めあったみんなへ
僕は環境に恵まれてました。ライバルって思える人が何人もいたし、勝てないって思える人も何人もいた。
そんなみんながいたから、やめる理由だらけだったスキーを4年間続けられたし、満足とは言えないけど、納得して引退する事が出来た。
正直引退した実感が無いから、またスキーしに行くつもりなんだろうけど、勝つために頑張る事がもう無いと思うと悲しい感じはしている。
みんなありがとね、確実にまた会うだろうから、そん時はお願いします。
○家族へ
ここで書くべきじゃないんだろうけど、本当に1番迷惑かけて、心配かけて、応援してくれて、感謝しかないから書く。家族のサポートがなかったら、絶対スキーはできなかったし、今の自分はいない。
俺は今の自分が好きだし、そんな自分を育ててくれた家族が好き。
ありがとう、これからもよろしく。
本当は他にも感謝しないといけない人っていっぱいいるけど、書き終わらないからこの辺りで。
でも本当の最後に、終わった後自分がTwitterに載せた文章だけ。
学生最後と決めた大会が終わった。結果は自慢できるような物じゃなかったけど、大好きなみんなに囲まれて、大好きな事を最後までやり切れて、幸せな最期だった。
みんなありがとね。これからもその素直でまっすぐな綺麗な眼で前を見て、前に歩いて。
関わりのあった皆さん、ありがとうございました。
皆様の前途に多くのご縁と幸せがある事を、心から願っております。
大阪市立大学競技スキースノーボード部
中村 諒太郎
(なんや、この微妙な表情は…)
Comments