15日にジャム勝山に家族でスキーに行ってきた中村諒太郎です。雪の状態、天気、共に最高でした♪
ちなみに久しぶりにブログ書いたら楽しかったからまた書いてます()。4回生の老害が連続で浮上してきて申し訳ないです笑。
家族でスキーに行って思った事を書いていこうと思います。とりあえず動画。
今年に入ってカービングターンが結構良くなってきたのですが、最近はカービングが楽しすぎてついショートターンばかりしがちなのが良くないですね。
ポールの事を考えるなら様々な滑り方を練習するべきです。フルカービングの滑り一つとっても、二つ目の動画のような回旋動作だけのターンから、内倒込みの大きなターンやそもそも単調に滑らずに途中でストレートを想定して変化を入れるなど出来る事は多くあります。
特に初めの頃はズラしながらするターンも大事だと思っています。アルペンは攻める事が基本の種目でありながらも、高い守備力も求められると思っています。攻め中のミスをなるべくロスなくリカバリーするスキルは守りのスキルだからです。ズラすのが谷回りなのは当然なのですが、谷周りのどの角度でズラすのか、どれくらいの強度でズラすのか、そもそも板は振ってもズラさずに滑るという選択をするのか、守り一つをとっても様々な選択肢があると思います。
さて、そんな自分の滑りはまだまだだなという印象です。動画のサンプルが少ないので、なんとも言えない部分はありますが、滑っている時の感触としてまだまだ切り返しの時の腰が高いです(ショートターンは筋力が足りないのでしょうがないと思っていますが)。特にポールに入ると恐怖心から思うように滑れない事からフリーくらいは理想に近い様に滑れるようにならないといけません。
ここで、なぜそもそも腰を上げないようにしているかを説明しておきたいと思います。それはカービングスキーの形状にヒントがあります。トップとテールが膨らんでいて、センターが細い形状。この形状のおかげで僕たちは些細な角付けでもカービングが出来ます。そしてこの形状の特徴は角付けが強いほど、ターン弧が短くなるという事です。その理由は物理的に考えたらわかると思います。
つまり、考えるべきはどうやったら角付けを強められるかという事にあります。そのための解答として切り返しで腰を上げないという事が挙げられると思っています。理由は地上で考えるとわかりやすく説明出来ます。
立った状態で脚を横に出す、少し脚を曲げた状態で脚を横に出す、ほぼ空気椅子みたいな状態で脚を横に出す。この三つの状況で脚を体に対して横側に出した時、どの状況で一番足裏と地面の角度が取れるでしょうか。これはスキーに置き換えると角付けの角度になります。答えは明白で空気椅子の状態から出した脚が一番強い角付けができます。
これが切り返しで腰を上げない方が良いと考えている理由です。腰の位置を変えずにターンをする方が角付けが強くなり、ターンがよりコンパクトになる。昔ながらの考え方に反する考え方ではありますが笑。
長くなって来たので、今日はこんな所で。書こうと思った動機に、楽しいのもそうなんですが、もう4回生って事もあり、後輩のためになるかはわかりませんが、スキーに対する考えなどを書いて残しておこうと思っている所もあります。後輩が考えや動画を見て、参考にするか、目標にするか、反面教師にするか、わかりませんが、一つの指標になればなと思います。
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